ホーム >第3回OFP利活用報告会
最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC: Joint Center for Advanced High Performance Computing)は 筑波大学計算科学研究センターと 東京大学情報基盤センターとが共同で設立した組織です。 国内最大級の計算性能を有する Oakforest-PACSシステム(OFP)はJCAHPCによって設計,導入,運用されています(HPL性能13.55 PFLOPS,2019年6月発表のTOP 500リストでは世界第16位,国内第2位, Intel Xeon/Phi(Knights Landing)8,208基搭載)。両センターは本施設を連携・協力して運営することにより,最先端の計算科学を推進し, 我が国の学術及び科学技術の振興に寄与していく所存です。
Oakforest-PACSシステム(OFP)は2016年12月にフル稼働を開始以来,3年が経過しようとしています。 今回の第3回OFP利活用報告会では,OFPの高性能ファイルシステム,McKernel,Asynchronous Progress Controlによる,更なるOFP利活用の可能性について,実例に基づきチュートリアル形式で紹介いたします。初めてOFPを利用しようという方から,徹底的に使い倒したい方まで,奮ってのご参加をお待ちしております。OFPの大規模計算機資源を使って大規模データを扱ってみたい,という方には特にお勧めです。
出席を予定される方は必ず「事前参加登録」をお願いいたします。
本利用活用報告会は東京大学柏キャンパスで開催されますが,東大(本郷),筑波大にも遠隔配信予定です。
日時:2019年10月11日(金)13:00 〜 17:10
会場:東京大学柏キャンパス第2総合研究棟 3階 315会議室2
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam03_10_01_j.html
遠隔配信(浅野会場):東京大学情報基盤センター(本郷キャンパス浅野地区) 3階大会議室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_13_01_j.html
遠隔配信(つくば会場):筑波大学計算科学研究センター 会議室A
http://www.tsukuba.ac.jp/access/gmap/gmap.php?i=116030
主催:最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC)
共催:東京大学情報基盤センター、筑波大学計算科学研究センター
参加費:無料
参加登録ページ(外部リンク)から参加登録をお願いいたします。
時間 | 講演タイトル | 発表者 |
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13:00 - 13:05 | 開会 | 中島研吾(東京大学情報基盤センター) |
13:05 - 13:50 | Asynchronous Progress Controlによる計算と通信のオーバラップ | 堀越将司(インテル) |
13:50 - 14:35 | 大規模疎行列ソルバーへのMcKernelの適用 | 中島研吾(東京大学情報基盤センター) |
14:35 - 14:50 | 休憩 | |
14:50 - 15:05 | OFPのファイルシステムと高速ファイルキャッシュシステム | 建部修見(筑波大学計算科学研究センター) |
15:05 - 15:45 | 巨大物理体積を用いた格子QCDのいろは | 浮田尚哉(筑波大学計算科学研究センター) |
15:45 - 16:25 | 高速ファイルキャッシュシステムを利用した大規模乱流構造解析ワークフローの開発 | 佐藤拓人(筑波大学計算科学研究センター) |
16:25 - 17:05 | マルチグリッド法におけるファイルを介したメッシュ生成プロセスの高速化 | 塙敏博(東京大学情報基盤センター) |
17:05 - 17:10 | 閉会 | 朴泰祐(筑波大学計算科学研究センター) |
〒113-8658 東京都文京区弥生2−11−16
東京大学 情報基盤センター
中島研吾(幹事)
E-mail:nakajima[at]cc.u-tokyo.ac.jp
([at]を@にしてからお送りください。)