ホーム >第3回JCAHPCセミナー
JCAHPCが運用しているOakforest-PACSシステムは、計算ノードのCPUにIntel Xeon Phiプロセッサ(KNL)を利用しています。
このたびは,エクセルソフト社から講師をお招きして,KNLの概要とKNL向け最適化のポイント、MCDRAMの効果的な利用方法、解析ツールを用いたAVX512 ベクトル化などについて解説していただきます。
セミナーは東大柏キャンパスにおいて、PCクラスタコンソーシアム主催のPCクラスタワークショップと同じ場所で開催されますが、東京大学浅野キャンパス、筑波大学計算科学研究センターにも配信いたします。
柏キャンパスで参加の場合は、以下の「事前登録」から参加申込をお願いします。遠隔会場での参加の場合は参加申込は必要ありません。
日時:2017年2月17日(金)10:00-12:00
会場:東京大学柏キャンパス第2総合研究棟 3階 315会議室2
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam03_10_01_j.html
遠隔配信(東京会場):東京大学情報基盤センター(浅野) 4階 413遠隔会議室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_13_01_j.html
遠隔配信(つくば会場):筑波大学計算科学研究センター ワークショップ室
http://www.tsukuba.ac.jp/access/gmap/gmap.php?i=116030
主催:最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC)
共催:東京大学情報基盤センター、筑波大学計算科学研究センター、PCクラスタコンソーシアム
参加費:無料
定員:70名
事前登録(http://www.pccluster.org/event/SymposiumEntries/add/39)
2017年2月10日(金)までに登録をお願いします。
*遠隔会場で参加される方は事前登録の必要はありません。
9:30 - | 受付開始 |
9:55 - 10: | 開会挨拶 |
10:00 - 10:25 | インテル Xeon Phi プロセッサー(Knights Landing)の概要 |
10:25 - 10:35 | インテルソフトウェア開発製品の KNL 対応機能紹介 |
10:35 - 11:00 | KNL 向け最適化に必要なポイント: AVX512、並列化、メモリー |
11:00 - 11:20 | DRAM と MCDRAM の違いと効果的な利用方法 |
11:20 - 11:50 | 解析ツールを用いた AVX512 ベクトル化 |
11:50 - 12:00 | 質疑 |
12:00 - 12:05 | 閉会挨拶 |
2013年3月,筑波大学と東京大学で締結された「計算科学・工学及びその推進のための計算機科学・工学の発展に資するための連携・協力推進に関する協定」に基づき,筑波大学計算科学研究センターと東京大学情報基盤センターは,「最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC: Joint Center for Advanced High Performance Computing)」を設置しました。JCAHPCは東大情報基盤センタースーパーコンピュータシステム柏拠点(東大柏キャンパス)に両機関の教職員が中心となり設計するスーパーコンピュータシステムを設置し,最先端の大規模高性能計算基盤を構築・運営するための組織です。既にアナウンスされているように,JCAHPCでは本年12月1日よりOakforest-PACSシステム(OFP)の運用を開始します。OFPはIntel Xeon Phi 7250(Knights Landing, KNL)を8,208ノードを搭載し,ピーク性能は25 PFLOPS,運用開始時点で国内最大・最速のシステムとなるものと考えられます。
両センターは本施設を連携・協力して運営することにより,最先端の計算科学を推進し,我が国の学術及び科学技術の振興に寄与していく所存です。 その一環として,国内外の研究者による「JCAHPCセミナー」を開催していく予定です。